(※SQSを使用するためには,Java実行環境が“JRE6.0”以降である必要があります。また,SQSの利用には,スキャナが必要です。ご準備ください)
アンケートは「SEL8つの能力」「規範意識・規範行動」「自尊感情」の3種類があります。それぞれのアンケートについて説明します。
SEL8つの能力 | SEL-8Sで育成する能力を,自己への気づき,他者への気づき,自己のコントロール,対人関係,責任ある意思決定,生活上の問題防止のスキル,人生の重要事態に対処する能力,積極的・貢献的な奉仕活動の8つの側面から測定しています。 |
規範意識・規範行動 | 決められたルールや約束を守ろうとする意識を対人的規範向上,対人的規範遵守,個人的規範遵守の3つの側面から測定しています。 |
自尊感情 | 自分のことを大事にする気持ちを測定しています。 |
※関連論文
・小学生版「社会性と情動」尺度の開発…田中芳幸・真井晃子・津田彰・田中早 (2011). 子どもの健康科学,11(2),17-30.
・小中学生規範行動自己評定尺度の開発と規範行動の発達的変化…山田洋平・小泉令三・中山和彦・宮原紀子 (2013). 教育心理学研究,
61,387-397.
各種ファイル 必要なファイルをダウンロードしてください。
尺度名 | アンケート用紙 | 集計ソフト | ||||||
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①SEL8つの能力 |
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②規範行動 |
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③自尊感情 |
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(Windows 7およびWindows 8.1で動作を確認済みです)
※(c)および(d)は,児童生徒による自己評定と教師による評定の両方を集計できる集計ソフトです。児童生徒自己評定と教師評定の得点を偏差値として出力し,比較することができます。
※WordおよびExcelファイルのダウンロードについて
アンケートの集計ソフトなどWordやExcelファイルをダウンロードする際,「安全ではないダウンロードをブロックされました。」などと表記されることがあります。その場合,ブロックを無視して「保存」を押すとダウンロードすることができます。また,パソコンのセキュリティ設定を変更することによりダウンロードができます。
(セキュリティ設定の変更はご自身でお願いいたします。)
<アンケート実施・結果出力の手順>
①アンケート用紙の準備
該当するアンケート用紙をプリントアウトしてください。
実施する学年によっては,学習していない漢字が含まれています。
その場合は,事前にふりがなを書き足してから,印刷してください。
↓
②アンケートの実施
各学級でアンケートを実施してください。
実施の際は,各質問項目を読み上げていただくと,回答に要する時間のバラつきをなくすことができます。
↓
③アンケート結果の入力
1.スキャナーでアンケート用紙をスキャンしてください。
スキャンの際には,必ずアンケート用紙を縦向きにして設定したうえで,カラーモードを「白黒」,解像度を「200dpi」,保存形式を
「TIFF形式」,機能設定を「シングルページ」に設定してください。
また,アンケート用紙を必ず出席番号順に並べ,欠席者がいた場合にはその部分に未記入の用紙を挟むようにしてスキャンしてください。
(出来上がったTIFF形式ファイルが1枚ずつ独立したファイルになっており、かつ縦向きになっていれば,分析にかけることができます)
2.SQS分析用専用のフォルダを作成し,スキャンしたファイルを全てそのフォルダに入れてください。
3.2.のフォルダに,アンケート用紙のPDFファイルを入れてください。
4.SQS公式ウェブサイト(http://sqs2.net/projects)を開き,下図の場所をクリックして,
「MarkReader-2.1-SNAPSHOT-jar-with-dependencies」のファイルを起動し,3.のフォルダを指定の場にドラッグ&ドロップしてください。
(※使用のためにはJava実行環境が“JRE6.0”以降である必要があります。)
5.出力されたスキャン結果を「集計ソフト」に貼りつけてください。
※③の1.~5.の説明は,概略です。茨城県取手市教育委員会のウェブサイトに詳しい操作方法をまとめた資料が公開されていますので,そちらにある「SQS調査票作成
集計処理手順」を読みながら,使用することをお勧めします。また,SQS公式ウェブサイトにも「SQSアプリケーションの使い方」が公開されています。
↓
④アンケート結果の出力
「集計ソフト」の個人票,一覧表,分布図にアンケート結果が出力されていますので,ご活用ください。